ようこそ、ムジン!

ようこそ、ムジン!

製造・物流における総合的なロボット制御システム。

December 16, 2025
  • 創設者瀧野一生(CEO)、ローゼン・ディアンコフ(CTO)
  • セクターロボット工学
  • 場所日本、東京

事業機会

ロボットは何十年もの間、製造業や物流の中心的存在だったが、AIの時代になり、その最大の限界が明らかになった。ほとんどの産業用ロボットは、あらかじめプログラムされた硬直した動作に限定されており、ばらつきや予測不可能な環境、不均一な対象物を扱うことができない。適応することができず、ただ繰り返すことしかできないのだ。

つまり、単純な繰り返し作業の多くが、依然として人手に頼っているのだ。同時に、こうした重労働や過酷な環境における深刻な労働力不足は、生産性の決定的な停滞を招き、経営上の大きな課題となっている。

ソリューション

Mujinは独自のロボット・インテリジェンス技術を活用し、製造と物流におけるロボット・オートメーションの新時代を切り開こうとしている。

現在、エンジニアは、ロボットが以前に訓練したことのない位置や形状に遭遇するたびに、手動で再プログラムする必要があります。同時に、複数のロボットを導入する場合、それぞれのロボットシステムとの複雑な統合が必要となる。

無人のシステムは、高度なロボット・ビジョンと制御システムによって高い空間認識能力を実現している。この「モーション・プランニングAI」(Mujinの呼称)は、環境の変化に自動的に適応できる「ティーチ・レス」のロボットシステムを可能にする。さらに、世界の主要ロボットメーカーのほとんどが無尽にシステムを開放しているため、無尽の制御システムは複数のメーカーのロボットを統合制御することができ、複雑なシステム統合作業が不要になる。

つまり、1台のMujinシステムで、デパレタイジング、パレタイジング、ピースピッキング、AGV制御など、物流と製造にまたがるさまざまな複雑なプロセスをシームレスに自動化できるのだ。

無尽を応援する理由

無印良品の強みは、製造現場の深い専門知識を持つ滝野一成CEOと、カーネギーメロン大学のロボット研究の第一人者であるローゼン・ディアンコフCTOのパートナーシップにある。彼らは共に、1ミリの誤差も許されない日本を含む、世界で最も過酷な製造環境に対応できる精密で信頼性の高いロボット制御システムを構築した。

Mujinのソリューションは、すでにウォルマート、トヨタ、ヴァンダーランド、ユニクロなど、複数の大手グローバル企業に導入されており、同社はすでに世界規模で事業を展開している数少ない日本のロボット・スタートアップのひとつと位置づけられている。

昨今の人件費の高騰と熟練労働者の不足は、製造業を含むすべての産業にとって喫緊の課題である。無人のロボット・インテリジェンス・システムとそれに続く現場作業の自動化は、世界の産業分野に大きなインパクトを与えることになるだろう。

その先に何があるのか?

フィジカルAIの波が世界的に高まる中、日本のロボット技術の強さを象徴する企業であるMujinをサポートできることを光栄に思います。

Mujinのソリューションはすでに多くのグローバル企業で導入が進んでいますが、世界がAIによるロボット技術革新に集中する中、そのビジネス加速はさらに拡大すると予想されます。今回のシリーズD資金調達ラウンドに参加し、Mujinのグローバル展開と産業分野の変革に貢献できることを誇りに思います。

セールスフォース・ベンチャーズへようこそ、無尽さん!